昨シーズンは、プロ入り後初めて1勝もできなかったジョーダン・スピース。彼に何が起こっているのか……。
今シーズンに入っても、昨年11月のマヤコバクラシックに続いて、先のソニーオープンでも2試合連続予選落ち。メジャー3勝、ツアー11勝の実力者の面影は今のスピースにはない。
スピース本人は「何が悪く、何が良いのか自分はわかっている。昨シーズン、前半戦はパッティングが本当に悪く、それが良くなったかと思ったら、今度はスウィングの調子がおかしくなった」と語る。しかし、周りから見ると、事態はもっと深刻で「イップスではないか」とも囁かれているのだ。
スウィングコーチのハンク・ヘイニーは「スピースのパットを見ていたが、彼は明らかにイップスにかかっている。彼のショートパットをよく見ると、手が震えているのがわかるはずだ。パットが入るか入らないかということを問題にしているのではない。彼の手が震えているんだよ。彼はツアーの誰よりもショートパットを外しているはずだ。彼はそれに気づいて何とかするだろうし、しなければならない。でも、これからも同じような事態に悩まされ続けると私は思う」と語っている。
実際、ヘイニーが語るように、昨シーズンのスピースの統計を見ると、約90センチ以下のパットは、入っているのが98・78%で、ツアー選手中181位。1・2mのパットは91・48%で127位。1・8mは69・59%で114位。2・4mは36・58%で113位。これでは勝てないのも無理はない。
もしや、本当にイップスにかかっているのかも……。
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