米中貿易摩擦が世界の関心を集めるなか、ゴルフのクラブ・用品メーカーでも動きが。
タイトリスト、キャロウェイ、スリクソン、テーラーメイド、ピン、PXGの6社とその傘下のメーカーが協同して運営している偽物対策ワークグループが、ゴルファーに注意を促している。
毎年、なんと200万本の偽ゴルフ用品が生産され、そのうちの90%が中国製といわれている。インターネットやオークションサイトでクラブを購入するゴルファーが増えると同時に、偽物クラブも増加しているという。
ワークグループが指摘する注意ポイントは以下の5つ。
①正規ディーラーから購入すること。
②ウェブサイトのなかには「OEMで作られたものです」などと記載されている場合もあるが、ほとんどが違法と心得ること(各メーカーでは、正規ディーラーや販売店を各社のウェブサイトで紹介している)。
③色合いや刻印を含めて、クラブの見た目がわずかに異なる場合、ほとんど偽物。
④注文したクラブが中国から届いた場合、ほとんど偽物。
⑤「疑わしい」と感じた場合には、絶対に買わないこと。
昨年末には中国広東省で2万9000本の偽クラブが、一度に押収されたという。こんなことも米中貿易摩擦には影響を及ぼしているのかも。
日本のゴルファーも要注意!
【関連記事】こちらも注目です!
2018/08/24 要注意!あの高級クラブの偽物が……
2015/03/17 中国のニセモノ米国で100万アイテム摘発!
一覧へ戻る
|