フィル・ミケルソンが最初のメジャーを獲ったのは33歳のとき(2004年マスターズ)で、セルヒオ・ガルシアは37歳(2017年マスターズ)。“無冠の帝王と呼ばれる期間が長かった。そこで、現在メジャー無冠ながら、今年、メジャー制覇にもっとも近い選手は誰か? 米ゴルフサイトが、5人の選手を挙げている。
1位予想されてますよ!
1位はブライソン・デシャンボー(25)。昨年6月以来、4勝と勢いは明らか。ルール改正でピンを立てたままパットが可能になったのもプラスに働きそうだ。本人はマスターズのオーガスタナショナルが好みのコースのようだが、ベスページで開催される全米プロにチャンスがあるのではというのが米サイトの見立て。
2位はリッキー・ファウラー(30)。昨年のマスターズ単独2位で、これを含めて過去5年のマスターズで、4回のトップ12位入り。相性のいいマスターズに注目したい。
3位はザンダー・ショーフリー(25)。今年のセントリートーナメントを含めて、米ツアー4勝。自身を「若手の中では最高の才能」と評しており、過去参戦した7つのメジャーで、3回トップ6に入っている。デシャンボーと同じく、全米プロにチャンスがありそう。
4 位はジョン・ラーム(24)。昨年はマスターズで4位。ベストチャンスは、全英オープンとされている。一昨年、2位に6打差をつけて優勝し、昨年4位タイの成績を挙げたアイリッシュオープンの会場が今年の全英オープン開催コース(ロイヤルポートラッシュ)に非常に近く、こちらも相性の良さがポイントに。
5位はイングランド出身のトミー・フリートウッド(28)。過去2回の全米オープンで、4位、2位の好成績。欧州ツアーではすでに4勝を挙げながら米ツアーで未勝利と、やや内弁慶なのが気になるが、地元ギャラリーの応援のある全英なら勝機あり。
ちなみに、番外として松山英樹の名前も挙がっている。実績の高さから「いつでもチャンスはある」としているが、ケガの影響で「今年ではない」との予想だが、さて……?
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