週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

欧州ツアーがオフィシャルブランドをキャロウェイに。
どういうこと？

　　欧州ツアーがキャロウェイ社とオフィシャルパートーナーシップを結んだ。

　今後５年間、キャロウェイのドライバー、ゴルフボール、ゴルフバッグ、アパレル、そしてキャロウェイ傘下のオデッセイのパターなどが、欧州ツアーの“オフィシャルブランド＂になるのだ。

　各トーナメントの練習場には、キャロウェイ社のゴルフボールが置かれ、テレビ中継ではスコアや飛距離などを表示する際、広告が出ることになるという。また、ツアーのウェブサイトなどでもキャロウェイの製品などが紹介される。

　ツアーがトーナメントスポンサーとして、車や時計などのメーカーとパートナーシップを結ぶのはよくあるが、一つのゴルフ用品メーカーをオフィシャルブランドに指定して、パートナーシップの契約を結ぶというのは、非常に珍しい。

　とはいえ、もちろん個々のプレーヤーが使用するクラブやボールを制限するものではない。しかし、選手が練習場などでキャロウェイのゴルフ用品に触れる機会は増えるだろう。とくに新人選手がキャロウェイの製品を使うケースが増えるだろうし、ベテランプロも自身の契約メーカー以外でも「気に入った」となることがあるかもしれない。

　欧州ツアーのキース・ペリーＣ Ｅ Ｏ は「キャロウェイをオフィシャルパートナーに迎えることを歓迎しています。ただ単に高性能のゴルフ用品を作るばかりでなく、世界のゴルファーにユニークで魅力的なプログラムを届けようとするブランドと新しい関係を持てることに興奮しているんです」と語る。

　６ホールのチーム戦開催など、ユニークで大胆なアイデアを打ち出し続けるペリーＣＥＯ。さて、次の一手はいかに……？

　　
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