ガルシアはやっぱり変わらんねえ。コース損傷で失格処分
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/02/26号
2019/03/01更新

ガルシアはやっぱり変わらんねえ。
コース損傷で失格処分

 欧州ツアーのサウジインターナショナルでセルヒオ・ガルシアが失格処分を受けていた。なぜ?

 第3ラウンドを通算イーブンパーでホールアウトしたガルシアを待っていたのは、意外にも失格宣告。ゴルフ規則1・2aに記載された「深刻な不正行為」があったとみなされ、トーナメントオフィシャルが処分を決定した。

 問題が発覚したのは後続のプレーヤーの訴えから。ラウンド中自らのプレーに怒ったガルシアがグリーンにパターを叩きつけ数カ所を損傷。この行為に衝撃を受けた選手が競技委員に直訴したのだ。

 本人は「フラストレーションがたまっていた」というが、後続プレーヤーにとってはたまったものではない。しかも1カ所だけでなく数ホール傷つけられていたのだから完全に故意。失格も致し方ない。処分を受けガルシアは声明を発表。「失格の決定を尊重します。数カ所のグリーンを損傷したのは事実。謝りたいし2度とこのようなことを起こさないと同僚選手に伝えました」。

 ちなみに、ガルシアの試合中の暴挙は今回だけではない。17年のデルテクノロジーズでは、パットが決まらず頭に血が上り、パターでスプリンクラーヘッドを思いっきり叩いてクラブを破損。以降のプレーは3番ウッドでパットを打つ羽目になった。

 また18年のRBC選手権ではアプローチをダフってミスすると自らのキャディバッグにウェッジを叩きつける騒動を起こしている。正気を疑う暴力行為に隣にいたキャディが驚いて逃げ惑ったというエピソードも。

 メジャーチャンピオンになっても相変わらずガルシアはガルシア。お行儀のいい優等生ばかりではつまらないし、なかにはテニスのマッケンローのようなヒールがいてこそ盛り上がる面もある。しかし道具やコースに八つ当たりをするのは絶対にNG。皆さん、くれぐれも真似はしないように!

  
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