LINEで誠意は伝わる?プロゴルファー謝罪列伝
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/12号
2019/03/07更新

LINEで誠意は伝わる?
プロゴルファー謝罪列伝

  上記のとおり、ガルシアの謝罪が話題になったばかりだが、米ゴルフサイトが「ゴルフ界で印象に残る謝罪」を特集。ガルシアの話はここでは割愛するが、1位はもちろん……。

LINEで"謝罪らしきもの"をしたP・リード。大人のやること!?

 記憶に新しいところではパトリック・リード。昨年のライダーカップでペアリングが気に食わないとキャプテンのフューリックと、同僚のジョーダン・スピースを名指しで批判。実はリード、チームメートには謝罪していたとのことだが、ブルックス・ケプカによると「グループラインに彼からそんな(謝罪したような)感じのメールがきた。謝罪といえばあれが謝罪なのかな」。謝罪がグループラインでのメッセージとは、現代風?

 11位のローリー・マキロイは15年のWGCキャデラック選手権の件。癇癪を起こし3番ウッドを池に投げ入れたが「良い子の前ではやらないで」と謝罪ともつかぬセリフ。だがのちに罰金が3分の1の5000ドルに減額されたのはテレビのインタビューで「すみません」と公式に謝罪したから。

 8位のファジー・ゼラーはタイガーがマスターズに初優勝したとき「(翌年の)チャンピオンズディナーでフライドチキンとカラードグリーンはやめてくれよ」と差別的発言をしブーイングの嵐に。「オレは冗談が好きなんだ。他意はない。誰かを傷つけたなら悪かった」とは本人の弁。なかにはイアン・ポールターのことを「小娘(リルガール)」と呼びPGAオブアメリカの会長職を追われた人も……。

 だが、謝罪といえば忘れられないのがタイガーだろう。スウェーデン人のモデル、エリンさんと結婚し2児をもうけながら前代未聞の不倫スキャンダルが明るみに。「僕は間違っていた。自分だけが許されるなんてことはない。妻を欺いて、人の道にもとることをした」と母クルチダさんが見守るなか行われた9年前の会見はテレビ中継され「青いカーテンの前の謝罪」として語り継がれている。 100人いれば100通りの謝罪がある。正解? とくになさそうだ。

  
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