週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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先輩２人と飛ばない1人！
タイガー主将副キャプテンを指名

　　今年行われる、アメリカ対インターナショナルのチーム対抗戦プレジデンツカップ。米チームキャプテンのタイガー・ウッズが副キャプテンを指名した。

　「長い付き合いで、ツアーでもっとも気心の知れた親友というべき３人を指名した」とタイガー。顔ぶれはフレッド・カプルス、スティーブ・ストリッカー、ザック・ジョンソンの３人。

　カプルスは09年、11年、13年と３回連続キャプテンを務め、チームを優勝に導いてきた。また17年にはストリッカー主将のもとタイガーとともに副キャプテンを務めている。経験豊富なベテラン２人に今回初登板となる42歳のジョンソンが加わった。

　「ストリック（ストリッカー）とフレディ（カプルス）はチームづくりに関して複雑な問題が生じたときに相談に乗ってもらおうと思っている」とタイガー。

　メジャー２勝のジョンソンについては「彼の闘争心はすごい。マスターズに勝ったときにはパー５のホールではことごとく刻みながら12アンダーで回る凄技を見せてくれた。しかもまったく違うタイプのセントアンドリュース（全英オープン）でも勝っている」と手腕に期待。“飛ばない＂という表現は使っていないが、飛距離のないジョンソンが複数のメジャーを制していることに尊敬の念を抱いての人選というわけだ。

　今年のプレジデンツカップはインターナショナルのホーム、豪州ロイヤルメルボルンＧＣが舞台。12月13日から４日間にわたって熱戦を繰り広げる相手方のキャプテンはアーニー・エルス。近年ライダーカップでは欧州チーム相手に連敗が続いている米チームだが、プレジデンツカップに関しては直近の７連勝を含め10勝１敗１分と圧倒的優位に立っている。だがインターナショナルが唯一勝っているのがロイヤルメルボルンでの一戦とあり、予想もしづらい。

　なお４人目の副キャプテンは後日発表となる。

　　
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