コースに出られないトランプ。でも世界中をラウンド!?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/12号
2019/03/07更新

コースに出られないトランプ。
でも世界中をラウンド!?

  トランプ米大統領が非常事態宣言。メキシコ国境に軍の予算を使って壁を作るためだというが、トランプ大統領の私的緊急事態も発生していた……?

 政府機関が閉鎖されていた時期は、さすがのトランプ大統領もコースに出られないため、就任以来最長の69日間、ゴルフをすることができなかった。アメリカではそっちのほうが危機なのでは? と皮肉る向きもあるのだ。

 もともと大統領選では「アメリカの抱えている問題や困難は、オバマ大統領がゴルフに時間を費やしたからだ。私は皆さんのために働く。ゴルフをする時間など持てないだろう」などと語っていたのに、就任以来168回も自身がオーナーのゴルフコースを訪れている。しかし、訪れるだけでプレーしない日もあり、とあるメディアのカウントによれば、プレーは139回とか。ちなみに、オバマ前大統領は在任中、年平均で38ラウンドしていたと伝えられている。

 ゴルフ熱がうずくトランプ大統領が奥の手発動。自腹で約5万ドルのゴルフシミュレーターをホワイトハウス内のプライベートエリアに導入したという。ワシントンポスト紙が伝えたところによれば、機器はトラックマンのもの。スクリーンの映像を使って世界の有名コースだけでなく、自身がオーナーの3コースもプレーできるようになっているという。

 これまでもホワイトハウスにはオバマ前大統領が導入したシミュレーターがあったが、旧式でトランプ大統領は満足できなかったようだ。

 新シミュレーターの導入以来、まだ、トランプ氏は一度も“バーチャルゴルフ"をしていないとされているが、執務室には通常11時出勤のトランプ大統領がプライベートな時間にツイッター以外、何をしているかは定かではない……。

  
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