ゴルファーを増やそう!最初の一歩講座兵庫県での取り組み
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/19号
2019/03/08更新

ゴルファーを増やそう!
最初の一歩講座兵庫県での取り組み

  ニューカマーゴルファー勧誘作戦の話題を2つ。

 まずは兵庫県三木市にある三木東高校の「ゼロゴルフ教室」。同校の生徒5人がクラブ活動の延長で課外授業としてゴルフに挑戦するゴルフ講座で、経験、用具、プレーフィ、いずれも“ゼロ"から楽しめることから名づけられた。センチュリー三木GCの練習場でインストラクターからレッスンを受け、5回目には同コースでラウンドデビューする。

 同教室は市の職員と意見交換するタウンミーティングで、生徒が提案したことから始まった。用具は三木市ゴルフ協会(市観光振興課が事務所兼務)が提供し、ラウンド費用は兵庫県が負担。同市には廣野GCをはじめ25カ所のゴルフ場がある“ゴルフ場銀座"でもあることから、地場産業盛り立ての一環として行われた。

 同高の殿井瑞穂教頭は「廣野GCに隣接していながら、ゴルフは高校生にとってはいちばん遠い存在でもあります。地域活性化のために、若い人にまずゴルフを知ってもらおうとして始められました」と話す。ただ、同教室がこれからも継続していくには県、市の予算がつかなければならないのだが……。

 他方、同じ兵庫県の東条の森CC(加東市)では初心者を対象に「ゴルフデビュープログラム」を実施している。ラウンドするのに最低限必要なマナー、エチケット講座、練習場でのレッスン、最後は3ホールのプレーも実践。クラブ、グローブ、ボール、シューズなども無料レンタルできて、運動のできる服装ならばOKという手軽さで、昼食付き3500円とリーズナブル。3月は2回(2日、21日)の実施で、21日のほうは2月末現在でまだ空きがある。

 ゴルフ仲間を増やさなければ、コースの減少にもつながる。

 デビュープロジェクトを応援しよう!

  
【関連記事】こちらも注目です!
2006/01/26 中部の津市、豊田市、関西の加東市、三木市など「平成の大合併」でゴルフ場銀座が各地に誕生
2016/03/02 アリゾナに続け!?兵庫県三木市が町おこしコンペに1000人募集。決勝は廣野GC

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト