金余り?オーガスタナショナルが大トンネル掘削中
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/03/26号
2019/03/22更新

金余り?
オーガスタナショナルが大トンネル掘削中

マスターズまであと1カ月ほど。土砂の山は片づくのだろうか?マスターズの駐車場となる場所にうず高く盛り上げられた土の山。何かと思えば、なんとオーガスタナショナルがトンネルを掘っているという。それも大型トラックが行き来できるほどのトンネルだという……。

 地元のテレビ局が伝えたところによると「ワシントンロード地下トンネル」というオーガスタナショナルの新しいプロジェクトで、クラブの土地がワシントンロードと接する北西部から、ワシントンロードをまたいで1番ゲートまで続くトンネル工事の一環だという。現在はこのトンネルを作るため水道管の移設工事を行っている。

 どうやら、マスターズの開催時の交通渋滞を防ぐために計画されたようだが、まだこのプロジェクトの詳細はわからない。オーガスタ市やジョージア州は金を出しておらず、オーガスタナショナルでは「(プライベート)クラブ内のビジネスなので、公式な発表は差し控えたい」としている。つまり、いつ完成するのかもわからない状態。

 それにしても、オーガスタナショナルには、金が余っているようで(?)、 すでに周辺の土地や住宅、ゴルフコースの一部などを時価相場の1・5~数倍で買いあさり、40万平米を超える土地を取得し、60億円とも100億円とも言われる金を費やしている。加えて、買収した住宅や建物の取り壊しや隣接コースの再設計と造成、VIP用の建物の建設、そして今度はトンネル工事といくら費用がかかっているのか想像もつかない。

 もっとも100億円単位の金など、プライベートジェットでやって来るオーガスタのメンバーたちにすれば、ポケットマネーなのかもしれないが……。

  
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