ゴルフ場に外国人客が増えるにつれて、英語の応対が必須に。手っ取り早く覚えられる〝カタカナ英語”が重宝されているというが……。
「ミシュク式カタカナ英会話」がそれ。その内容は、大中小、3つの大きさのカタカナで英語のイントネーションやアクセントを表現する英会話学習法。カタカナを読むだけで、初心者でも外国人に通じる発音ができるというのがウリという(実例は左図を参照)。
御宿重孝氏が4年前に開発し、英会話を教える教室「ジェッタ」を名古屋で開業。法人向けインバウンド対策や従業員向け研修を手掛けている。そこで手をあげたのが涼仙G C(三重県)。「インバウンドのお客さんは、昨年は100人ほどでしたが、今後増える見込みで、早急に従業員の英語での対応を迫られてきたのです」(同GC、城野保博氏)
同コースではすでにフロント6人、キャディ33人、計39名が2回の社内研修を受けている。
一体どれくらいの英語をマスターすれば、おもてなしができるのだろうか?
「デパートなどでも研修していますが、そこから類推しますと、最低30フレーズ、もう少しの会話で+ 30、さらに上を言うなら+40、計100フレーズをマスターすればスムーズな対応ができると思います」(ジェッタ、長谷川一朗社長)
日本が英語後進国といわれて久しい。まずは、100フレーズをマスターし、インバウンド客を呼び込めば、ゴルフ場の活気にもつながりそうだ。
【関連記事】こちらも注目です!
2016/11/28 海外からゴルファーを呼び込め!誘致作戦着々進行中
一覧へ戻る
|