3月8日は国際ウーマンズデー。女性の平等な社会参加を促すため制定されたものだが、今年の同日「ウーマンズゴルフデー2019」(以下WGD)の日程と内容が発表された。
国際ウーマンズデーが制定されたのは44年前。一方WGDは今年で4年目と歴史は浅いが、19年は6月4日に史上最大の女性ゴルファーのためのイベントを世界各地で開催する。ゴルフを知らない少女から、ジュニア、シニアまで女性ゴルファーの裾野を広げ、生涯スポーツとしての技術を学ぶ機会をつくろうとスタートしたWGD。創設者はアメリカのゴルフライター、エリサ・ゴーデッドさんだ。
昨年までの3年間で世界52カ国、900カ所でレッスン会などのイベントを行ってきたが、今年は地域、場所、参加人数すべてにおいて過去を凌駕する最大の催しになるとか。
目玉となるのが女子ゴルフ界のレジェンド、アニカ・ソレンスタムが主宰するファウンデーション(基金)との提携。「アニカはグローバルなゴルフアイコン。WGDがスタートしてからアニカは常に我々を支援してくれました。彼女が主宰するジュニア育成のための基金と協力し合って女性ゴルファーの未来を切り開きたい」とゴーデッドさん。
アニカも「競技ゴルフを引退してからゴルフに対する私の情熱をより多くの人々と分かち合いたいと思っていました。目的を同じくするWGDとの提携は大きな刺激になります」と応じている。
6月4日、1日4時間のイベント当日は世界各地で女性のためのレッスン会などを開催するが、自分が住む地域でどんなイベントが行われるかはwww . womensgolfday . comやSNSの@womensgolfdayで随時更新される告知でチェックすることができる。なお国際女性デーとの提携はいまのところない。発表をその日に重ねたのは、よりインパクトを強めたかったからのようだ。
【関連記事】こちらも注目です!
2018/08/07 日本では知名度低いが。女性ゴルフデー拡大の方向
2018/08/17 今度は「女性ゴルフ週間」ヨーロッパが女性振興に本気
一覧へ戻る
|