ブルックス・ケプカが「アメリカではもうステーキは食べない」と言いだした。そのココロは「和牛にぞっこんだから」?
3月21日現在世界ランク3位のケプカが16年、17年とダンロップフェニックスを連覇したのはご存知のとおり。そのとき彼を虜にしたのが和牛だった。
人気ゴルフ解説者デビッド・ジェハティのインタビューに答えたケプカは 「アメリカではステーキが食べられなくなってしまいました。それだけ和牛がおいしかった。もう元の自分には戻れない……」と発言。こんな他愛のない会話がアメリカメディアの格好の見出しになるのだから、瞬く間にメジャー3勝挙げた男の勢いは凄い。
以前は寡黙なイメージがあった彼だがPGAツアーの顔になったいま「自分が思っていることをはっきり口にすることにした」と“もの申す"姿勢に路線変更。
たとえばツアーで問題になっているスロープレーについて「恥ずかしいこと」と発言したり、欧州ツアーでセルヒオ・ガルシアがミスに怒りグリーンやバンカーを破壊した件については「まるで子ども」と、歯に衣着せぬもの言いが話題に。“語らぬケプカ"の時代はメディアの扱いも少なかったが、“もの申すケプカ"に変身してからは、あらゆる問題や話題に対するコメントを求められ、的確に返すケプカが面白いと週に50ものヘッドラインを飾るようになった。
この背景には、あらゆる問題に対して、はっきり自分の意見を述べる憧れの「NBA(バスケット)の選手たちの影響がある」とケプカは語っている。
ところで和牛だが、ケプカのお気に入りは牛1頭当たりわずか2キロ程度しかとれない希少部位シャトーブリアンのステーキ。日本でも滅多にお目にかかれない最高級ステーキの味を知ってしまったらそりゃあ「アメリカではステーキは食べない」という気持ちになるだろう。
【関連記事】こちらも注目です!
2018/11/16 ”世界一”が宮崎に来る!ダンロップ3連覇かかるB・ケプカ
2017/07/07 王者のアイアンは日本ブランド。SNSが取り持った縁!
一覧へ戻る
|