いよいよマスターズが近づいてきたが、マスターズを作った球聖、ボビー・ジョーンズがゴルフを始めたのは「健康のため」だったことをご存じ? そんななか、R&Aがマスターズ直後の4月15~19日に「ゴルフ健康週間」を作ると発表した。
以前からゴルフの適度な運動量が健康に良いということは知られていたが、R&Aは近年、大学などと協力して、ゴルフが心臓病や認知症の予防になること、健康寿命が伸びるといった研究成果を発表。ゴルフと健康のつながりを訴えてきたが、新たに「ゴルフ健康週間」を打ち出した。
R&Aのマーチン・スランバースCEOは「私たちは、傘下の協会やパートナーと密接に協力して、人々がゴルフのもたらす健康への恩恵を受け取れ、プレーすることに興味を抱いてもらえるような魅力あるキャンペーンを生み出した」と胸を張る。
具体的には、4月15日は「フィットネスとしてのプロとアマのゴルファーの日」とし、16日は「認知症を含めたメンタルヘルスの日」、17日は「障害者ゴルフの日」、18日は「すべての人のためのゴルフの日」、最終の19日は「会員制ゴルフクラブ内での健康イベントの日」とし、さまざまな健康にまつわるイベント(パーキンソン病や脳卒中予防など、健康に寄与するプロジェクト)を開催するという。
マスターズ直後で、世界中でゴルフへの関心が高まるなかでのゴルフ健康週間。今年はイギリス、ヨーロッパでの活動が中心だが、将来的には世界中に浸透させていきたいという。R&Aにすれば、ゴルフの普及が最大の目的なのだろうが、健康と結びつければ人々の興味は引きやすい。
人々がゴルフで健康になって医療費の削減につながれば、みんながハッピーになるに違いないが……。
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