今年のマスターズを制するのは? 現在世界ナンバー1のダスティン・ジョンソンか。勝てばキャリアグランドスラム達成となるローリー・マキロイか。前評判の高い2人を、ラスベガスのブックメーカー(賭け屋)はどう見ている?
コンピュータがマキロイの対抗馬に挙げたのはこの人!
大手ブックメーカーの「ウエストゲート・ラスベガス」が先週発表したオッズ(配当倍率)によると優勝候補1番手はやはりマキロイで、オッズは8/1(掛け金1に対し、8+1=9の払い戻し)。
先々週のWGCデル・マッチプレーでは、ベスト16でタイガー・ウッズと対戦。だが、タイガーから一度もリードを奪うことなく敗退。これが評価を下げるとも思われたが、結局、プレーヤーズ選手権勝利後はずっとトップオッズの座を守った。
続く2番手がジョンソンで、オッズは10/1。彼は去年もタイガーに次ぐ2番手だった。
3番手には12/1のオッズで、タイガーとジャスティン・ローズが並んでいる。
気になる松山英樹は、マット・クーチャ―、アダム・スコットと並んで18番手グループ。オッズは40/1。
ところで、スポーツのベットが盛んなアメリカでは、大手情報メディアも各サイトで独自のオッズ情報をアップしている。そのなかで今注目されているのが、マスターズを中継するテレビ局=CBS系の「スポーツライン」。そこのコンピュータは昨年、メジャー8大会のうち4大会で優勝者を的中(オッズのトップに挙げた)させているからだ。
そのコンピュータが今回トップに挙げているのは、ひとりはやはりマキロイ。そして、もうひとりが、なんと過去2度優勝のバッバ・ワトソン。
今季のワトソンは目立った活躍はないが、ドライバーの平均飛距離はキャメロン・チャンプに次ぐ2位と好調。コンピュータはそれを武器にオーガスタを制すると読んだのだろうか。
ちなみにワトソンのオッズは25/1だ。
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