ゴルフの原点、マッチプレー。アメリカではWGCデル・マッチプレーが開催されたばかりだが、いつ、どこで決着がつくかがわからないこともあって、実はテレビではあまり好まれない。その影響もあり、現在、日本では男女どちらのツアーでも行われていない。
人気者、実力者が続々参戦決定! 写真左から臼井麗香、諸見里しのぶ、斉藤愛璃、川岸史果
そんななか、ツアーではないが、ディライトワークス女子マッチプレー選手権(5月8〜10日、静岡・朝霧C)の開催が発表された。主催は、ゲームの企画、開発・運営を行うディライトワークス社(庄司顕仁社長)。「スポーツをもっと面白く。」というコンセプトで、日本から世界に挑戦するアスリートをサポートしている第1弾としてゴルフに取り組むなかでの大会開催だ。ディライトワークス社は臼井麗香ら6人の女子プロと、諸藤将次ら9人の男子プロを「TeamDELiGHT WORKS」としてサポートしてもいる。
大会の出場選手は32人で、臼井らチームのメンバーのほか、諸見里しのぶ、川岸史果、服部真夕、堀奈津佳・琴音姉妹、斉藤愛璃らの出場が決定。LPGAとはかかわりのないところでの開催で、当然、出場選手は同週開催のワールドレディス出場権のない者となる。
同社ASP事業開発室の冨永一喜氏は「去年の夏からスポーツアスリート事業に新規参入しました。ゲーム会社ですし、業界経験もないので、できるところから始めよう、ということです。実力のある方のプレーを楽しんでいただきたいということと(レギュラーツアーに)出られない選手にも活躍してほしい、ということで、ステップ・アップ・ツアーのない週を選びました。後は、夏になると暑かったりしますので……。それ以外には、この時期に特に意味はありません」と説明する。将来的にLPGA参入についても可能性はあるという。
1回戦から準決勝まで9ホール。決勝だけが18ホールで、賞金総額は1500万円。優勝賞金は500万円。メジャーと同週開催のマッチプレーで激突する将来性のある若手たち。今年のゴールデンウィークはアツくなりそうだ。
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