週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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女子アマ大会開催したオーガスタ。
今後の展望は

　マスターズに先立って行われたオーガスタナショナル女子アマの成功を受け、今後、女子プロのマスターズが開催されるのでは……との憶測も出るなか、オーガスタナショナルＧＣのフレッド・リドレイ会長が方針を発表。

　ゴルフの発展のために、今後もプロではなくアマチュアゴルフに力を入れていくという考えだという。

　「これは、オーガスタナショナルの歴史が関係している。このクラブの創設者、共同創設者が最も偉大なアマチュア（ボビー・ジョーンズ）だったことも大きな理由だ。ゴルフの発展という点でも、女子アマは大きな貢献をしているはず。優勝、準優勝の２人は、試合後、ニューヨークの街を歩いていて、人々に声をかけられたという。大学卒業後、彼女たちはプロ入りするが、人気の２人がツアーでプレーすることで、ＬＰＧＡにも恩恵があることをＬＰＧＡ側も認識している」とリドレイ会長。

　今回のオーガスタナショナル女子アマでは、最終日（マスターズ直前の土曜日）のみオーガスタナショナルＧＣで大会が行われたが、これはマスターズを控えていることで、さまざまな準備が不可能だったためだとしている。そうなると、女子プロの試合を４月に同ＧＣで行うのはやはり難しそうだ。

　具体的に「こんな大会を催す」との考えはまだないようだが、「ゴルフの成長のために今後も貢献していく」としている。女性のアジアやラテンアメリカのアマチュア選手権を開催することになるのでは、という米メディアの見立てもあるが、さて……。

　　
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