マスターズは32位タイだった松山英樹。4日間使用していたドライバーはテーラーメイドの「M5」だったが、実は今年はこれで3モデル目。“ドライバー変遷"を振り返ってみると……。
"現相棒"はM5
松山は、年初はキャロウェイの「エピックフラッシュ」を使用。3月のアーノルド・パーマー招待では、初日と2日目で、より上級者向けの「エピックフラッシュ サブゼロ」を使用したものの、決勝ラウンドに入ってからは再び「エピックフラッシュ」に戻している。「M5」を使用し始めたのはプレーヤーズ選手権からで、そのままマスターズまで愛用しており、調子も悪くないようだ。
松山といえば、昨年はキャロウェイ「グレートビッグバーサ」、テーラーメイド「M3 440」、ピン「G400LST」、テーラーメイド「M3 460」、キャロウェイ「XR スピード」と、3メーカー5種類のドライバーを使用していた。この1年で数えると、なんと8つのモデルを使用したことになる。短期間でこれだけドライバーを替えた選手も稀だろう。なかなか"この一本"と決めきれず、ドライバー選びは松山の大きな課題ともいえるのが現状だ。
しかしながら、飛距離はマスターズ終了時点で、平均307・2ヤードとツアーで17位(※昨年は302・0ヤードで49 位)。一時は平均310ヤード以上をマークしており、最新ドライバーの飛距離面での恩恵は少なからずあるようだ。
クラブアナリストのマーク金井氏は「今季使用した3モデルのなかでは『M5』との相性が良いように感じます。松山プロはやさしさを求めつつ、操作性の高いドライバーを探しているようですね」と分析する。
"この1本"が決まれば、悲願のメジャー優勝も近づくかも……?
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