ゴルフでストレスを解消しよう!という話をイギリスから。
イギリスのとある調査によると、成人の85%が何らかのストレスを感じているという。さらに、そのうち男性の67%が昨年「対処のしようがない」と感じるほどのストレスを抱えたことがあったというデータが明らかになった。そしてストレスの大きな原因のひとつが、常にネットがつながっているため“否応なく"目に入るEメールやソーシャルメディアにあるという。
そこで、イングランドゴルフ協会が始めたのが「Switch Off With Golf」というキャンペーン。その名のとおり、スマホやPCのスウィッチを切って、ゴルフをしようという内容。
同協会のキャンペーン大使、ダン・ウォーカー氏は「どんな形でプレーしたとしても、ゴルフはストレスを解放する素晴らしいスポーツだ」と語る。「どんな形でも」というのは、18ホールのラウンドだけでなく、たとえば9ホールのプレーやショートコース、ドライビングレンジでの打ちっぱなしでも効果は十分という。「私には3人の子どもがいるが、彼らをピアノのレッスンに送りに出かけたついでに20分間練習場で球を打って、その後、迎えに行くという程度でも、ストレスはずいぶん違う」と、ウォーカー氏。「体を動かす活動や野外での活動は、フィジカルに良いだけでなく、メンタル面や社会全体の健康に恩恵があると思う」。ストレスをためる元凶である“常につながっている文化"をいったん脇に置いて、目の前の一打に集中しよう、というわけだ。
電車の中の光景で一目瞭然だが、日本人もちょっと時間が空けばスマホという人は多い。SNSでイライラするようなら、いっそスイッチを切ればいい。適度な運動量で人とのリアルコミュニケーションがとれるゴルフのほうがよっぽど健康だ。
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