下部ツアーが充実すればレギュラーツアーが活性化するのは米ツアーを見ても歴然。日本でも明るい兆しが……?
兄弟トークも注目
日本の下部ツアーは「アベマTVツアー」で、今年は全15試合。賞金はトータルで2億2600万円。大会期間も3日間とし、世界ランキングポイントも取得できるようになった。ディレクターはJGTOの中島和也で、コースセッティングには和也の兄、中嶋常幸をはじめ青木功、丸山茂樹、湯原信光、羽川豊、加瀬秀樹、水巻善典、渡辺司らレジェンドが手弁当で勢揃い。ジャンボ尾崎は残念ながらスケジュールが合わなかったという。また田島創志、佐藤信人、石川遼などこれからJGTOを引っ張っていくプロたちも加わり「オールJGTO布陣で臨みました。アベマTVでは、もちろん無料で最終日まで各日、生中継をお楽しみいただけます」(JGTO広報、田中謙治氏)
ちなみに米ツアーの下部ツアーは「ウェブドットコムツアー」で、試合数は37。賞金総額は各試合55 万~80万ドル。ファイナルの3試合は100万ドルというから日本のレギュラーツアーでも大きいほうになる。
「選手層がものすごく厚い。かつてのメジャーチャンプや、世界選手権に勝ったプロも出場しています。特徴はここでシードを獲得したら、すぐレギュラーツアーで勝つこと。今年もすでに3人います。それだけ切磋琢磨しているからです」(TV解説者、佐渡充高氏)
アベマTVツアーは15試合のうち3試合を終え、次はHEIWA・PGMチャレンジ(5/15〜17日、セゴビアGC イン チヨダ)。大会に先駆け、中島和也、中嶋常幸のコースセッティング談義を収録済み。こちらも楽しみだ。
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