週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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再ベット！タイガーで大儲けした
〝例の彼〞の顛末やいかに

　マスターズでタイガー・ウッズの優勝に賭け、約１億３０００万円を獲得したアメリカのジェームズ・アドゥチさん。儲けの中から約１１００万円をタイガーの年間グランドスラムに賭けたことは先々週号の「週イチゴロク！」でも取り上げたが、結果はご存じのとおり……。

　アドゥチさんはマスターズで配当14倍のタイガーに８万５０００ドルを投じ、１１９万ドルを取得。すると、今度は同じくラスベガスのブックメーカー（賭け屋）が設定した「タイガーの年間グランスラムに１００倍」の賭けに10万ドルを投入。７月の全英オープンで達成されれば、「わらしべ長者」よろしく１０００万ドル、約11億円を得るはずだった。「儲けた金の遣い道で一番贅沢な買い物だ。ほかに贅沢品は何も買っていないけど、７月（賭けの結果が出る）になればわからない。ダチョウの牧場を買うことを考えてるんだ」と、アダゥチさんは夢を大きく膨らませていた。

　しかし、結果は全米プロの２日目、金曜日の夕方に終了。タイガーの予選落ちで「水の泡」「とらぬ狸……」となってしまった。前回は大きな損失を被ったブックメーカーはさぞやほっとしたに違いないさて、アドゥチさんのタイガーに大金を投じるギャンブルはまだ続くのだろうか。

　ちなみに、次のメジャーである来月の全米オープンの最新のオッズだが、トップはやはりnブルックス・ケプカで５／１（１の掛け金に５＋１＝６の配当）。２番手は、ダスティン・ジョンソンで８／１。タイガーは全米プロのときより低評価の12／１で３番手。

　以下、ローリー・マキロイ、ジャスティン・ローズと続き、松山英樹は40／１で17番手のグループだ。もっとも、この評価は今週のメモリアルの成績次第でかなり動くはずだ。アドゥッチさんは、どう動くか!?

　　
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