女性のゴルフの祝典「ウィメンズゴルフデー」。今年の6月4日は、過去最大のものになるようだ。
以前にも小欄で紹介したことがあるが、3年前にスタートした女性ゴルファーの日。世界52カ国、900ものゴルフ施設で5万人以上の女性が集って、ゴルフを楽しむイベントだ。昨年は香港をはじめ、8カ国が増え、今年はベトナム、リトアニアなどでも開催されるという。
キャンペーンの創始者であるアメリカのエリサ・ガウデット氏は「いま、私たちはゴルフクラブのレベルから、国のゴルフ協会レベルが関わる大きな変化を目の当たりにしています。私がゴルフデーを作ったのは、私自身の人生を豊かにしてくれたゴルフをより多くの女性に楽しんでもらいたいからです。そしてこれはゴルフの将来にとって非常に重要なことになると思うのです」と語る。
ただ、取り組み方は国や地域によってさまざまで、ナイジェリアやチェコのように国のゴルフ協会が率先して関わり、それぞれ14、35会場でゴルフデーを奨励している場合もあるが、基本は各ゴルフ場や女性のグループが主体となる。つまり、参加しようと思えば“誰でも"できるのだ。会場の登録料として79ドルを支払うと、公式サイトの地図に掲載され、参加したい個人が近場の会場を選べる。たとえば今回は、乳がん経験者のグループが主催したり、ガールスカウトが主催する会場を選んでイベントに参加している。ただ、5月中旬時点では、日本での会場登録は公式サイトでは発表されていない。
将来のゴルフ界にとって、女性ゴルフの振興が重要であるというのは、R&AもUSGAも認めるところ。少なくとも来年には日本も参加してもらいたいものだ。
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