勇来週全米OP日本予選から出場権ゲットしたメンツは……
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/06/18号
2019/07/09更新

来週全米OP日本予選から
出場権ゲットしたメンツは……

 今季メジャー3戦目の全米オープン(ペブルビーチGL)。6月13日の開催前に日本最終予選が桑名CC(三重県)で行われ、市原弘大、今平周吾、堀川未来夢の3選手が本戦出場権を勝ち取った。

堀川の今季の目標は初優勝だったが、メジャー出場が先に来ちゃった!

 全米オープン出場権にはメジャー優勝や世界ランク60位以内などさまざまなカテゴリーがあるが、日本、カナダ、イギリス、アメリカの4カ国で行われる最終予選もそのひとつ。日本は5月27日に行われ、他の3カ国は6月3日に行われる。

 関西オープン最終日の翌日、1日36Hのストロークプレーの過酷な試合ということもあり、参加33人のうち18人が途中棄権。最初の18ホールで市原弘大、今平周吾、チャン・キムの3人が65をマーク。上位3人に入れないと判断した場合、多数が棄権するのは珍しいことではない。

 後半も66と伸ばした市原が通算13アンダーでトップ通過。12アンダーの今平が2位。キムは11アンダーと伸ばしきれず、堀川未来夢に並ばれ、プレーオフへ。その2ホール目、堀川が10メートルのバーディパットを沈めて決着をつけた。

 今平は今季、マスターズと全米プロに出場しており、全英オープンの出場権も獲得済みで、1年間に4大メジャーすべてに出場することになる。しかし、過去5回出場したメジャーでは、1度も予選を通過したことがなく「まずは予選通過を目指したい」と控えめな目標を語った。

 一方、これまで3回全英オープンに出場したことがある市原だが、全米オープンは初出場。「あのショートが楽しみです」(市原)。“あのショートとは、100ヤードほどながら、海風の読みが難しいペブルビーチ名物の7番パー3だ。メジャー初出場の堀川は、「想像もできない」と少々戸惑い気味。今季のメジャーには日本勢として、マスターズに松山英樹、金谷拓実、小平智、今平周吾、全米プロに松山、今平、小平が出場したが、予選通過はマスターズの松山と小平、金谷、全米プロの松山のみと、ちょっと寂しい結果が続く。全米予選通過組の健闘を祈る!

  
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