先々週のミズノオープンで、勝った池田勇太ら上位4人が全英オープンの切符を獲得。毎年日本ツアーから多くの選手が出場するが、過去の成績は?
ミズノオープンで全英出場を決めた、左から池田、チャン・キム、パク・サンヒョン、ガン・チャルングン
日本人でほかに出場権を得ているのは松山英樹(18年フェデックスカップポイントランク上位30名など)、稲森佑貴(18年日本オープン優勝)、浅地洋佑(19年ダイヤモンドカップ優勝)、今平周吾(18年日本ツアー賞金ランク上位2人)、藤本佳則(SMBCシンガポールオープン上位4人)、金谷拓実(アジアパシフィックアマ優勝)。そして、この雑誌が出るときには結果が出ている日本ゴルフツアー選手権終了時点の賞金ランクで、出場資格を持たない最上位者だ。
日本ツアーへの門戸が広いこともあり、毎年多くの選手が参戦している。昨年は歴代最多タイの10人が挑んだが、小平智の35位が最上位だった。過去にトップ10フィニッシュは10回あり、うち青木功がひとりで3回記録。ほかに複数回達成は丸山茂樹の2回がある。最高順位は82年倉本昌弘の4位。トム・ワトソンに2打差に迫った。また、順位こそ5位だが、02年の丸山は1打差でプレーオフ進出を逃している。
出場回数がいちばん多いのは尾崎直道の11回。次いで尾崎将司と丸山が10回、青木、谷口徹、中嶋常幸は9回だ。丸山は96年から05年まで10年連続出場した。
松山英樹の戦績を見ると、最高順位は13年の6位。出場回数は、同年から7年連続となる7回目だ。
ちなみに、今週は全米オープンなのでそちらの記録も。最高順位は80年青木と17年松山の2位。とくに青木は、勝ったジャック・ニクラスと4日間同組でラウンド。最終日最終ホールまでもつれた激戦は「バルタスロールの死闘」と呼ばれた。
松山は全米オープンも7年連続出場。これまでトップ20入りが4回と相性がよく、今年も期待がかかる。
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