タイガー次第!?ZOZO観戦チケット60万円は高いか安いか
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/08/6号
2019/08/27更新

タイガー次第!?
ZOZO観戦チケット60万円は高いか安いか

 日本で初開催される米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の概要が明らかに。チケットは最高で60万円だ。

VIP席なら前澤社長に会えるかも!?

 同大会では観戦チケットの抽選受付を23日から行っているが、その金額に驚いた人も多いだろう。VIPラウンジ付チケット(9番ホールグリーンを間近で観戦できる本戦4日間の通しチケット・駐車券のセット)が60万円と超高額。ただグリーンサイドの空調完備の全天候型ラグジュアリーラウンジで、一流シェフによる料理を楽しみながらの観戦で駐車場は特設。

 次に高いのがフロントローチケット(スペシャルエリアで観戦できる本戦4日間の通しチケット、練習日のチケット、駐車券、オリジナルチェアのセット)は6万8000円。ほかに4日間+ 練習日チケット、駐車券付で5万8000円など。いちばん安いのは練習日チケットで6000円。

 ちなみに、米国本土で行われる米ツアーの試合のチケット事情はどうなっているのか。米ツアーに詳しいテレビ解説者の佐渡充高氏に聞いてみた。「PGAツアーが主管・運営していてサイトで買えます、1日75ドル。試合によっては特別観戦チケットもあり、1週間で20万円くらい。全天候型テントでドリンク、食事付。エクスプレスレーン(2重のロープ張りで、前列のロープ内)で観戦できるので、これはけっこうお得感があると思いますよ」

 また同じ米ツアーでも各試合、チケットの販売方法は違う。たとえば1週間で50万人ギャラリーが押しかけるフェニックスオープンでは地元商工会議所がチケットを売り、収益金はすべて地元に還元する。また、マスターズとUSGAが主催する全米オープンは独自のチケット販売。ちなみに来年の全米オープンは、もっとも安いチケットで120ドル。エアコン付きの部屋で、食べ飲み放題がついた席は1050ドル。

 同大会での60万円という設定は「ZOZO社を中心に総合的に判断してつけた金額です」(ローソンエンタテインメント広報)という。

 「タイガーが出場して、快適な部屋から真近で試合を観戦できるなら、60万は決して高くはないと僕は思います」(前出・佐渡氏)

 タイガーが出場するかしないかで“60万円"の価値は大きく変わってきそう。東京五輪のチケットに“落選"してしまった皆さん、チャレンジしてみる?

  
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