全英オープンの優勝でシェーン・ローリーは2億円以上の賞金を獲得した。そして母ブリジェットさんも息子の勝利の"恩恵"に預かっていた。
左から2番目が母のブリジェットさん
スポーツベッティングが盛んな欧米では、あらゆることが賭けの対象になる。今回ブリジェットさんはブックメーカーでオッズ350倍だった息子の優勝に賭けて見事1万9000ドル(約200万円)を手にしていた。
ところが彼女が的中させたのはこれだけではない。じつはローリーが09年、22歳でアイリッシュオープン(母国のナショナルオープン)に出場し、アマチュア優勝を飾った際にも息子の優勝に賭け、およそ150万円を獲得していたのだ。
勝っても賞金がないアマチュア時代だっただけに、滞在費や移動の費用などすべてを払い戻し金でまかなったというから大した肝っ玉母さんである。
一方、今年のマスターズではタイガー・ウッズの優勝に8万5000ドル(約940万円)の大金を投じたウィスコンシン在住の株式ブローカーが賭け金の15倍、1億4000万円の大金を手にして話題になったのは既報のとおり。ブックメーカーのウィリアム・ヒル社によると同社が行った単独のゴルフ競技を対象にしたベットでは過去最大の払戻額だったとか。当てた当人はさぞや賭けに精通している人物かと思いきや「スポーツベッティングは人生初だった」というからビギナーズラック。いや株式ブローカーの本領発揮か!?
またこんなことも。ローリー・マキロイの父ゲーリーさんが「マキロイが10年以内に全英オープンに勝つ」という賭けにのり、息子が14年に全英を制覇したときに10万ポンド(当時のレートで約1730万円)を手に。そのときのオッズは500倍。便乗したゲーリーさんの友人2人もそれぞれ1000万円を超える額を獲得したという。
親が子に“賭ける"のはある意味当然なのかもしれない。
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