グレーム・マクダウェルが早くも全英オープン招致の"ロビー活動"(私的政治活動)を再開しているようだ。
帰ってこいよー
今年の全英オープンは68年ぶりに北アイルランドのロイヤルポートラッシュで行われ、アイルランドのシェーン・ローリーが優勝。爆発的といっていい盛り上がりだった。
「北アイルランドは1年のうち300日天気が悪く、残りの60日はすごく天気が悪い」といって笑わせるマクダウェルだが地元愛は人一倍。最終日77を叩き57位タイに終わったが「もう1度、それも早い時期にここで全英オープンを開催してほしい」と訴える。
全英オープンは現在セントアンドリュース、カーヌスティなど8コースが持ち回りで開催しているが、ロイヤルポートラッシュは51年にホストコースになって以来開催されていなかった。復帰を目指しマクダウェルをはじめローリー・マキロイ、ダレン・クラークらがR&Aに積極的な“ロビー活動"を行い、今回開催にこぎつけた。
しかし彼らは「1回限りとは思っていない」とロイヤルポートラッシュのレギュラーローテーション入りを希望している。
マクダウェルはポートラッシュのお隣ラスモアGC育ち。世界最古のオープンの地元開催は幼いころからの悲願だった。その思いはポートラッシュ育ちのマキロイも同じ。
「これでまた10年後にポートラッシュで開催しますと言われたら、いま皆が共有している熱が冷めてしまう」と危惧するマクダウェルは「5年後の24年にロイヤルポートラッシュに(全英が)戻ってくるという内輪話がある」と明かしている。
今後は22年のロイヤルリバプールまで決定済みだが、それ以降のスケジュールは公表されていない。果たして北アイルランド勢の野望「5年後の開催」は実現するのだろうか?
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