ゴルフは紳士のスポーツ、というのは過去の話か? ライダーカップに2度の出場経験がある、デンマークのトービヨン・オルセン(29)が逮捕された。
「酔っていて…… 」の言い訳は一切通用しない
弊誌の前々号でOBを打ったのに「フォア」の声を上げず、米ツアーの選手は甘やかされているのではといった記事を掲載したが、今度は欧州ツアー選手の“甘やかされている"ではとてもすまされない話だ。
8月6日現在で世界ランキング62位のオルセンは、友人のイアン・ポールターとともにメンフィスから英国航空のファーストクラスで、ヒースロー空港に向かう機上で、なんと寝ている女性客に性的な暴行をし、着陸後、スコットランドヤード(警察)に逮捕された。
ブルックス・ケプカが16アンダーで優勝したWGCセントジュード招待の後、事件は起こった。オルセンは66 ・71・65・75のトータル3アンダー27 位タイ。最終日の75が響き上位争いに絡めず「言葉もない。今日のゴルフには失望した。練習して出直す」と、フラストレーションがたまっている様子だった。すると、この試合から帰国途中の機内で、酩酊し、乗客やキャビンアテンダントとトラブルに。この際はポールターが仲裁に入り、その場は収まったのだが、その後、ポールターのマネジャーによれば「ポールターが寝ている間に」女性に暴行を働いたうえ、機内の通路で放尿したという。ポールター自身は「ヒースロー空港で警察が待っていたこと以外、何も知らなかった」(同マネジャー)とのこと。
欧州ツアーは、オルセンを少なくとも裁判の結果が出るまでは出場停止処分とし、それ以降は未定としている。
かつては、ジョン・デーリーの飲酒運転の末の器物損壊や、タイガー・ウッズが危険薬物の影響下で運転して逮捕された事件があったが、それとは比べられないほど悪質。「酒に酔っていたから」ですまされる話ではとうていない。
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