こんな時代に……「セクシーゴルフデー」開催だって.60の若さで逝く
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2019/09/03号
2019/09/04更新

こんな時代に……
「セクシーゴルフデー」開催だって

 イギリスで開催が予定されているあるゴルフイベントに非難が集中している。

 紳士の国で行われる紳士のスポーツ。ところがその内容は紳士とは程遠いもの。「もっともセクシーでいけないゴルフデー」と銘打たれたイベントはイギリス東部エセックス州の“秘密のコース"で8月~11月に5回開催される予定だという。

 謳い文句からしてはちゃめちゃ。「男性にスーパー色っぽいラウンドを提供します。“いけないお楽しみ"を盛り込みつつ、ゴルフを堪能していただきます」。

 セクシーでいかがわしいラウンドの内容を主催者に聞くと「30人以上のヌードモデルを含む水着あるいは裸の女性が登場しイベントを盛り上げ、彼女たちと“裸のふれあい"ができます」という。

 ジェットバスに女性と一緒に入る“濡れたティシャツショー"も開催し、アフターパーティでは裸のウェートレスがお出迎え……といった具合。

 このハレンチなイベントが批判を浴びないわけがない。ウーマンズゴルフコンテントのローラ・ジョンソンさんは「かつて女性はコースに足を踏み入れることさえできなかった。いまだに女性はメンバーになれないコースもあります。変化を訴えている最中に裸のモデルで人寄せするなんて論外です。参加する女性たちにも再考を促したい」。

 ウーマン&ゴルフの編集者アリソン・ルーツさんも「せっかく男女平等をゴルフ界に浸透させている時代に、この種のイベントの開催は遺憾。フェアウェイでパレードとセックスのために女性を雇うことが許されると思う主催者の神経を疑います」。

 ところが今後は男性向けのイベントだけでなく筋骨隆々の裸の男性がホスト役を務める女性向けのイベントも開催されるという。こちらは、まるでゴルフ場のホストクラブ化計画だ。

 なんと、すでに南アフリカで成功し、イギリスに波及したというこのイベント。日本上陸はしなくてよろしい!

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