フィル・ミケルソンが試合中に宿泊していたホテルで火事が発生。あわやスタート時間に間に合わないというアクシデントに遭遇していた。
BMW選手権最終日の朝。「ホテルに落雷があって火事になった。最上階に泊まっていたので避難させられ、スタート時間に間に合わないかもしれない。クラブとウェアが部屋の中だからね」と本人がツイートし、42万近いフォロワーたちに動揺が走った。
当日試合が行われたメダイナCCがあるシカゴ北西エリアには雷雲が立ちこめ、コースに隣接し関係者が多く宿泊していたイーグルウッドリゾートの屋根に雷が直撃、ボヤ騒ぎになったのだ。
ミケルソンのティタイムは午前11時52分。果たして間に合ったのか? 弟のティムによると、ツイッターに投稿した20分後に避難解除され幸いスタートの40分前にコースの駐車場に到着。上下黒のウェアにサンダルを引っ掛けた姿で登場し、急いでゴルフシューズに履き替えると練習器具で素振り。練習場でウォーミングアップのあと10番からブルックス・ケプカらと最終ラウンドをスタートさせた。動揺のなか1アンダー71で回ったが48位タイで終戦。ツアー選手権進出は逃した。それでもアクシデントで失格の不運は回避。ミケルソンによると避難して90分間部屋に入れなかったが「クラブが難燃剤(炎が広がらないようにする薬剤)として機能していたことが判明。自分はラッキーだった」とつぶやいている。
同じホテルにはウィンダム選手権でツアー初優勝を飾ったJ・T・ポストンも泊まっており、車でコースに行こうとしたが消防車に囲まれ身動き不可能。しかし「5番グリーンの脇にギャラリー用の通路がある」と知り、歩いてコースへ。無事スタートすることができた。「こんな体験初めて。最終日にこんなことが起きるとは……」とポストン。
ひとまず無事で良かった。
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