驚異的な飛距離を誇るDJことダスティン・ジョンソンが前の組に打ち込み?PGAツアー最終戦、前頁の"いたずら事件"に続き、もうひとネタ……。
ツアー選手権ではいいところなく最下位(29位タイ)に沈んだDJ。大会2日目、松山英樹とポール・ケーシーの組の後ろを回っていたのだが、18番で、まだ松山の組がセカンドショット地点にいるにもかかわらず、電光石火のようなドライバーを繰り出した。
フェアウェイにいたケーシーはジョンソンがアドレスに入ったのに気づき、クラブを振って「まだ打つなー」と猛アピール。しかし時すでに遅し。DJの打球は空気を引き裂き、ケーシーはとっさに右腕で頭を守る体勢をとり目をつぶった。
幸いジョンソンの打球は誰にも当たらず、中継していたアナウンサーも「全員無事でした」と胸をなで下ろしたが、打ち込みはゴルファーとして絶対にやってはいけない行為。そのとき松山がどんなリアクションをとったかは、映像がないため不明。
実はDJ、昨年のセントリートーナメントオブチャンピオンズでも3日目の6番(382ヤード、パー4)で前の組がグリーン上でプレー中にティショットを打ち込んだことがあった。また、最終日は433ヤードのパー4をあわやホールインワンのワンオン。規格外の飛距離を誇るため、想定外の事態だった。
ところでツアー選手権の打ち込みだが、本来ならマーシャルがいて前の組との間合いを計りながら打ってもよいか許可を出す。ところがこのホールではマーシャルが不在だったという。
SNSでは「デシャンボー(のスロープレー)を見ていて、居眠りでもしたんだろう」と皮肉るファンも。ともあれ打球事故にならなくてよかった。
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