"女性版ライダーカップ"といわれるソルハイムカップ(欧・米の対抗戦)。9月13日の開幕に向け、キャプテンピック(推薦)の選手が発表された。
メンバーは、米チームはポイントランク上位10人プラス、キャプテン推薦2人、欧州チームは4人が主将推薦の12人ずつ。大会3連覇を目指すアメリカは3大会連続でジュリ・インクスターがキャプテンを務めるが彼女がピックしたのは30代のステーシー・ルイスとモーガン・プレッセル。「若いチームなので経験豊富なベテランのリーダーシップが欠かせません。2人が入ることで完璧なチームができました」とインクスター。
CP女子オープン終了時点で自動選出された10人の顔ぶれはレクシー・トンプソン、ジェシカ&ネリー・コルダ姉妹、渋野日向子と全英女子オープンで優勝を争ったリゼット・サラスら。10人中5人がソルハイムカップルーキーで平均年齢24・9歳。若さの勢いもあるが、劣勢に立たされたとき31歳のプレッセルと34歳のステーシーの「経験が生きる」とインクスターは判断した。
CP女子オープンで予選落ちし、スポンサーのイベントに出場している最中インクスターからの電話を受けたルイスは「準備はいい?」と聞かれ「もちろん」と即答したという。「とにかくソルハイムカップの熱気が大好き。若い選手たちに私なりのアドバイスができたらうれしい」(ルイス)
一方のプレッセルはプロデビュー当初からインクスターを「母と選手を両立させる姿に感銘。尊敬している」と語っており今回も「彼女のために戦えるのは誇り」。
舞台はカトリオーナ・マシュー率いる欧州チームのホーム、スコットランドのグレンイーグルス。前回(17年)アニカ・ソレンスタムを主将に据えても勝てなかった欧州だが今回は「チームワークの良さ」(マシュー)で3連覇阻止を狙う。対戦成績はアメリカの10勝5敗。今年はさて?
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