日本OPに今年もスコット3オープン見どころは
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/10/01号
2019/10/01更新

日本OPに今年もスコット
3オープン見どころは

 JGAが主催する3オープンの概要が発表された。さて、今年の見どころは?

 開催日程順に説明すると、まずは日本シニアオープン(9/19〜22、日高CC、埼玉県)。参戦するシニアルーキーは深堀圭一郎、日下部光隆、丸山茂樹の3人。テレビ解説者が板についてきた丸山だが〝熟年の技術〟に期待。また、小誌でもおなじみのタケ小山が最終予選を通過し本戦へ出場する。プラヤド・マークセンが青木功の4連覇に追いつけるかどうかも気になるところだろう。

 日本女子オープン(10/3~6、白山ヴィレッジGC、三重県)は、昨年より賞金総額が1000万円増額され1億5000万円(優勝賞金3000万円)。女子ツアーは渋野日向子ブームもあり、ますます上げ潮。今大会では3万人の入場を目指し、前売り券販売も好調という。

 同コースは2015年に日本シニアオープンを開催している。シニアと女子プロのコースセッティングは似通っていて、最近は同シニアオープンを開催してから同女子オープンを開催するという流れ。JGA特別承認者として、アマの濱田茉優、安田祐香、全米女子アマ優勝のガブリエラ・ラッフルズが出場する。もちろん、畑岡奈紗、渋野らの黄金世代と鈴木愛ら強豪のぶつかり合いには興味津々だ。

 日本オープン(10/17~20、古賀GC、福岡県)も賞金総額1000万円増の2億1000万円(優勝賞金4200万円)。同コースは上田治設計で、同オープン開催は3回目。1997年は6762ヤード、パー71で、優勝スコアは2オーバー。05年は6797ヤードで優勝スコア2アンダー。今年は6817ヤード、パー71。ただ距離を長くしただけでは難しくはならないとして、今年はフェアウェイの幅をむしろ広げ、その代わりグリーン、それを囲むバンカー、ラフなどをシビアにセットした。ただ台風一過のあとの高温でグリーンの芝は大丈夫か、一抹の不安が残るが……。今年もアダム・スコットが出場。同オープン優勝の世界ランキングポイントは32(米ツアーの試合は24ポイント)なので、これを狙う?

 3オープンともNHKが生中継。とくに日本オープンでは最終日、最終組を1番ホールから追う。これは日本初の試み。生中継も楽しみだ。

  
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