週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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夏バテで食欲がない人に
おすすめ効率的な食べ方とは

　お盆が過ぎ、涼しくなってきたと思ったら残暑がぶりかえし、体調を崩している人も少なくないのでは。タフなプロたちも例外ではない。

確かに少しほっそりした気が……

　先々週のゴルフ５レディスで初日64の２位タイにつけながら、２日目76、３日目72と崩し、36位タイに終わった臼井麗香。悩みは体重の減少で「開幕から５キロ落ちました」と話す。それもあり、ドライバーの飛距離も減。本人は「頑張って食べるようにしているけれど」と言うが……。アスリートがスタミナをキープする“食べ方＂を管理栄養士の川端理香氏に聞いてみた。

　体重減少にはさまざまな原因があるが「夏バテ、体重減少がパフォーマンスに影響しているならば、とにかくたんぱく質摂取を意識して。肉、魚、卵、豆製品、乳製品ですが、肉ならば夏バテには豚肉、魚はうなぎやサバ、豆類なら納豆がおすすめです。ただし、消化不良や食べると逆に疲れを感じるようであれば、肉は鶏肉がいいでしょう。食べやすい麺類にこれらを意識してプラスしたり、あとは味付けを少し濃くして塩分をしっかり補給することも大事です」（川端氏）

　また「栄養素が吸収されにくく、食べるとすぐにトイレに行きたくなる人もいると思います。こちらのケースは改善に少し時間がかかります。腸内環境を良くするために、発酵食品を意識的に摂取することをおすすめします」とのこと。このタイプはお腹がゆるくなりやすいので、食物繊維や肉の脂身、辛いもの、コーヒーなどは、自分の体と相談しながら、何を摂取すると下痢をしやすいかなどをチェックしよう。

　筋肉があり代謝が高い人で体重が減少する場合は「麺類など食べやすい炭水化物で減少を抑えるようにしてＯＫ。魚に含まれる油やエゴマ油、アマニ油やオリーブ油などもおすすめ。また、１食で思うように食べられないなら、補食をとるなどして回数を増やしましょう」とのこと。ぜひ参考に！

　　
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