プレジデンツカップの公式サイトに投稿されたタイガー・ウッズの"キャプテンブログ"が物議をかもしている。
ブログVol・4が投稿されたのは9月12日のこと。長文の中身はポイントランクの上位で自動的にメンバーに選抜された選手の名を挙げ「経験豊富なベテランとフレッシュな若手がミックスされたこれ以上ない顔ぶれが揃った」と述べ、まだ代表入りが決まっていないリッキー・ファウラーやパトリック・リード、トニー・フィナウら有力選手にも期待を寄せた。
また今年の舞台は自身にとって同カップ初出場となった98年と同じロイヤルメルボルン(豪)。「あれは大きな経験だった。コースは下が硬くてランが出る。高速コースと強風にどう立ち向かうかがポイント」と、見どころにも触れている。
どこが物議をかもしたんだ……と思う向きもいるかもしれないが、ポイントはタイガーの肩書き。これを見て米メディアは大騒ぎとなった。なんと「米チームキャプテン」の文字が棒線で消され「プレーイングキャプテン」と記されているではないか!
キャプテン推薦によるワイルドカード4人は11月初旬に決まる。肩書きを文字通りに解釈すると、タイガーは自らをすでに指名したということになる。
マスターズに優勝した当初は「プレーイングキャプテンに興味がある」と語っていたが、その後成績が振るわず最終戦のツアー選手権への出場を逃し、連覇の夢は叶わなかった。そこで「プレーイングキャプテンの芽はなくなった」という意見が大勢を占めていた。
だが本人はプレジデンツカップでプレーする気満々の様子。「日本の試合(ZOZOチャンピオンシップ)で調整したい」と話し、12月のチーム戦を「楽しみで仕方ない」。タイガーがプレーイングキャプテンに就任すれば94年のヘール・アーウィン以来25年ぶりとなる。果たして本当に出るのか? そして案外知られていないが、タイガーは“ブロガー"といっていいほどブログ好きだということを付け加えておこう。
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