ジャスティン・トーマスが、メラノーマ(悪性黒色腫)にかかり、手術をしていたことが明らかになった。
検診の大切さを訴えるトーマス
「幸運にも何の問題も起こらない時点で発見できた。でも皆に言いたいのは、検診を受けに行ってほしいということだ。とくに太陽の下で長く活動するジュニアゴルファーや、ほかのアスリートたちにとっては、大きな問題になる前に発見することが大切なんだ。どんな日焼け止めを使っていようと年齢がいくつであろうと、自分の体をチェックすることが重要なんだよ」とトーマスは語っている。
皮膚ガンには2種類あって、悪性黒色腫のメラノーマと非メラノーマがあるが、トーマスがかかったのは悪性のほう。
幸い早期発見だったが「非常に小さなほくろ」の除去で左のふくらはぎからすねにかけて10センチ強の傷跡が残りそうだという。手術はすでに今月の9日に行っているが、抜糸をするのは月末のセーフウェイオープンの月曜日という。その間、通常の生活はできるというが、さすがのトーマスとはいえ、このセーフウェイの前後まで、試合での活躍は期待できないだろう。
欧米人に比べると、日本人の罹患率はかなり低いと言われる皮膚ガンだが、オゾン層の破壊が進み、紫外線の影響が大きくなっていることもあって、世界的に罹患率の高まりを見せており、日本でも注意が必要になってきているのは間違いない。アメリカでは、25歳から30歳の女性のガンでもっとも死亡率が高いのがメラノーマだとするデータもある。
プロだけではない、アマチュアゴルファーも日焼け止めや帽子などで紫外線対策をしっかりするようにしたい。
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