先月の女子ツアー、日本女子プロ選手権のプロアマは前半と後半でプロが交代するといういつもとは違った形式だった。選手たちの反応は……?
前夜祭パーティなどもあり、選手は大忙しなのだ
米ツアーなどでは、すでに採用されている方式で、アマチュアからすれば2人のプロと回ることができ、プロからすれば9ホールでいいので負担が少なくなるメリットがある。また、普段はあまりプロアマに参加する機会のない若手選手などにも“チャンス"が巡ってくる。
福田真未は「前半、後半でプロが代わればお客さんは2回楽しめるし、普段プロアマに出る機会の少ない選手にはいい経験になると思います。アマチュアさんで〝すごい方〟がよくいらっしゃいます。そういう方たちとお話できる機会がたくさんのプロに与えられるのはいいこと」。藤田さいきも「プロアマに出ることによって、こういうふうにトーナメントが成り立っているんだということがわかると思います」と、ゲスト、プロ、双方にメリットがあると話す。
菅沼菜々は、この制度によりプロアマ初体験。「今後、自分がホステスの試合もあるので、経験できてよかったです」。小野祐夢によれば「ランチは2人のプロがゲストの方と同じテーブルにつくんですけど、前半、後半のプロで“引き継ぎ"みたいなこともするんですよ」とのこと。
菊地絵理香は「選手サイドの体の負担も減ると思います。やはり1ラウンドフルに回って、その後の表彰式まで時間がないときなど、焦ってしまうので」と歓迎。原江里菜は「お話もしっかりできて、9ホールだからといってコミュニケーションが薄くなることはありませんでした」と、選手からはすこぶる好評だ。
ちなみに、イ・ボミは「アメリカで経験したことがあったので違和感はありませんでした。私とは合わないというゲストの方もいると思いますが、後半は代わると思えば耐えてくれるかも(笑)」。ボミちゃんと「合わない」と言う人に会ってみたいが……。
【関連記事】こちらも注目です!
2013/12/24 女子ツアーは試合増人気の秘密は女子プロのお・も・て・な・し
2018/02/26 「プロアマに出たくない」ボヤキ対策新フォーマット米で始まる
一覧へ戻る
|