アメリカの女性ラッパーアルバム名を「タイガー・ウッズ」に
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/10/29号
2019/10/25更新

アメリカの女性
ラッパーアルバム名を「タイガー・ウッズ」に

 アメリカの人気女性ラッパー、カーディ・Bが「ニューアルバムのタイトルを『タイガー・ウッズ』にすると発言し、全米で大きな話題になっている。

 昨年デビューするや、アルバムチャートナンバー1を獲得し一躍時の人となった26歳のカーディ・B。今年のグラミー賞では女性アーティストとして史上初となる最優秀ラップ・アルバム賞を受賞している。

 元ストリッパーという経歴で、過激で挑発的なリリック(歌詞)でのし上がったディーバを人は“破天荒シンデレラ"と呼ぶ。

 その彼女がインスタライブで「これからリリースするニューアルバムのタイトルはタイガー・ウッズよ」と宣言したのだからゴルフ界がざわついた。

 カーディ・Bいわく「タイガー・ウッズのことをああでもない、こうでもないという人が多いけれど、誰がなんといおうとグリーンジャケットを手にしたでしょ? ニューアルバムのタイトルを彼の名前にする理由はそれよ!」

 当のタイガーがその話題にどんな感想を抱いたかはわからない。だがそもそも人気ラッパーが孤高の王者の復活劇にインスピレーションを受けたという事実はさすがタイガーといわざるを得ない。

 目下世界ナンバー1のブルックス・ケプカでもなく、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたローリー・マキロイでもない。タイガーこそがゴルフ界における唯一無二の存在であることを異業種のヒロインが認めたということだ。

 そのタイガーはいよいよ次週来日し、24日開幕のZOZOチャンピオンシップで実に13年ぶりに日本での大会に挑む。「日本でプレーするのを楽しみにしている」という彼は大会前には松山英樹、ローリー・マキロイ、ジェイソン・デイとのスキンズマッチにも登場。

 そしてなにより2019-20シーズンの最大のテーマはマスターズ連覇。カーディ・Bを再び熱狂させるプレーができるか注目だ。

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