来年実現?絶好調!トップゴルフ次なる狙いは株式上場
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/11/12号
2019/11/05更新

来年実現?絶好調!
トップゴルフ次なる狙いは株式上場

 トップゴルフがアメリカで株式市場の上場を狙っているらしい。

 これはロイターが伝えたもので、現在、上場のための投資銀行を探しているという。具体的な日程などは発表されていないが、来年には株式公開を行うようだ。

 トップゴルフは、現在アメリカの52の施設を含めて、イギリス、オーストラリアで計56のエンターテイメント系のゴルフ施設を経営・運営しているが、さらにメキシコ、ドバイ、カナダなどに進出する予定で、その資金を株式上場で得るものと見られている。

 ゴルフ不況と言われながらも、ゴルフ業界は投資対象として投資家や投資銀行などから注目されているのは確か。約2年前には、テーラーメイドやその系列にあったアシュワースなどが、KPSキャピタルパートナーズに4億2500万ドルで買収されたのも記憶に新しい。また、タイトリストやフットジョイなどを傘下に持つアクシネットホールディングスの株価は5年前には17・95ドル、1年前には24・58ドルだったが、この10月11日現在、26・70ドルにまで値上がりしている。

 同じく、トップゴルフに出資しているキャロウェイゴルフは、5年前に7・16ドルだった株価が今では20・18ドルにまで値上がりしている。この間、米中貿易摩擦などの影響を受け、1年前の23・27ドルからは値下がりしているとはいえ、5年前から3倍以上になっているというのは、同社の売り上げ増だけでなく、ゴルフが投資家などに注目されている証拠だろう。そうしたなかでの株式公開。どんな値がつくのかが楽しみだ。

  
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