100年早い!?ケプカの過激発言にマキロイ対応
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/11/19号
2019/11/20更新

100年早い!?
ケプカの過激発言にマキロイ対応

 韓国で行われたCJカップで世界ランク1位のブルックス・ケプカが「マキロイはライバルじゃない」と発言したのは、先週の小欄でもご紹介したとおり。マキロイの反応は?

 昨シーズンともに3勝を挙げ、年間王者や賞金王、プレーヤーオブザイヤーを争った2人。世界ランク1位と2位はどう見てもライバル同士。だがケプカは「マキロイはライバルではない」と“過激発言"。

 確かにケプカはここ3年で全米オープン2勝、全米プロ2勝とメジャーに勝ちまくっている。だが19年の年間王者や選手の互選で決まるプレーヤーオブザイヤーのタイトルはマキロイが獲得している。

 ZOZOチャンピオンシップで来日したマキロイはケプカ発言について問われると、大人の対応を見せた。「ライバルの物語はゴルフ界を盛り上げる重要な要素。僕とケプカに限らず、ダスティン・ジョンソンやジャスティン・トーマスの間にもライバル関係は存在します。その世界でトップにいるもの同士が競い合うのは素晴らしいこと。われわれ2人を特定して語るのはふさわしくありません」

 模範的回答だ。

「それにゴルフはとても難しい。一瞬世界のトップに立ってもその翌週には予選落ちもある。僕もメモリアル(19年)で最悪のゴルフをして予選落ちしたすぐ翌週のカナディアンオープンで後続に7打差をつけて優勝した。ゴルフは一瞬先になにが起こるかわからないのです。いまはきっと世界のトップと呼べる選手が5人くらいいる時代なんじゃないかな」

 ケプカの発言に解説者のブランデル・シャンブリーは「マキロイがそれ(ケプカはライバルじゃない)を言ってもいいけれど、ケプカが言うのは100年早い」と批判した。

 CJカップでケプカは左ひざ痛を訴え棄権。ケプカの天下はいつまで続くのだろう?

  
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