プレジデンツ杯タイガー主将落選リッキー思いやる
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/12/03号
2019/12/05更新

プレジデンツ杯
タイガー主将落選リッキー思いやる

 タイガー・ウッズがプレジデンツカップのキャプテンズピックで自らを選んだ夜、本人がフロリダにある彼のレストランで記者会見に応じた。

 自らをワイルドカード4人のひとりに選んだ理由をタイガーは端的にこう答えた。「選手たちが僕にプレーしてほしいと言ってくれたから」「もちろんキャプテンとの兼任は大変だと思う。でも僕には有能なアシスタントキャプテンが3人(フレッド・カプルス、スティーブ・ストリッカー、ザック・ジョンソン)いる。自分がプレーしている間は、彼らが立派に役割を果たしてくれるはず」

 なかでもカプルスは過去3大会でキャプテンを務め(09年、11年、13年)チームを勝利に導いた名将。「じつは彼(カプルス)にバカげた決断をしないように、と釘を刺されていたんだ」と、タイガー。

 バカげた決断とは「自分を選ぶことを躊躇する」こと。その言葉を胸に挑んだZOZOチャンピオンシップで圧勝しツアー最多の82勝目を挙げたことが「大きなきっかけになった」。ZOZOでのタイガーは27個のバーディを量産。「(復活優勝した)マスターズ以来の手応え」を感じたという。

 タイガーがメンバー入りしたことで、同大会の常連リッキー・ファウラーは落選。

 「彼との付き合いは長い。くどくど説明をする必要はない。きっとがっかりしているだろう。僕もそんな経験を何度もしてきたからね。乗り越えるのは容易ではない」と、仲間を思いやった。

 気がかりなのはひざの手術からの回復が遅れている世界ランク1位のブルックス・ケプカのこと。「いまは治療に専念してほしい。プレーを再開したら連絡がくることになっている」と、ぎりぎりまでエースの合流を待つつもりだ。

 過去米チームは10勝1敗1分とインターナショナルを圧倒。プレーイングキャプテンとしてタイガーは決して負けられない戦いに挑む。

  
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