週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

合成なの？
タクシー広告で超話題のトリックショット

　タクシーに乗ると助手席のシートの後ろについているモニターで広告を見るという人は少なくないだろう。数ある広告のなかで、いま抜群の話題性を誇っているのがジュン＆ロペの動画だ。

　男女２人のゴルファーが登場して数々の曲打ちを披露するのだが、それが仰天レベル。クラブをバトンのようにひょいと投げてクルリ回転させて受け取ると同時にアイアンショットを放ったり、クラブでボールをトントンとリフティングし、さらにサッカー選手のように足でリフティングしてからショットしたり。ほかにも、女性がバンカーからフワリと出したボールを男性がビシッと打ったり……文字で説明するのがなかなか難しい美技が連発される。

　どうせ合成なんじゃないのといぶかる向きもいるだろうが……？　ジュン＆ロペの担当者に聞いてみると「デザインで入っている文字以外の合成は一切なしです」という驚きの答え。二人はゴルフインストラクターでトリックアーティスト（女性のほうはプロ資格も持つ）のジョシュア・ケリーさんとタニア・タレさん。動画は、ロペ倶楽部で撮影され「朝４時スタートで夕方５時に終了しました」というから、なんと１日！　浮島でのジャグリングやカートに乗ってのリフティングなどは、１テイクでＯＫ。逆に、もっとも時間を要したのは、ジョシュアさんがレンガに打ち、その跳ね返りをタニアさんが打つというもの。それでも20カットほどで終了したという。

　そのほか、タニアさんのウォーターショットを池の反対側のジョシュアさんが打つというカットも撮影したそうだが、日が落ちてきて画像が暗くなってしまったので公開されていないとか（見てみたい！）。

　動画はタクシー広告のほか同社のホームページ上にもアップされている（来年２月まで）。とくにタクシー広告が話題となり、再編集して期間延長することも検討中という。「タクシーでご覧になって、そのまま店舗に来られたお客さまもいらっしゃいました」というから効果絶大。一見の価値あり。ぜひチェックしてみて。

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