タイガーは100勝する。親交深いラブⅢが大胆予想
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/12/17号
2019/12/27更新

タイガーは100勝する。
親交深いラブⅢが大胆予想

 PGAツアー年内最後の試合となったRSMクラシックでホストを務めたデービス・ラブⅢが「タイガーは100勝する」と大胆予想!?

 ZOZOチャンピオンシップでサム・スニードのツアー最多優勝記録に並んだタイガーが、83勝の新記録を樹立するのは「時間の問題」という論評は多いが、それにしても「100勝いける」というラブの真意は?

 「もちろん彼が健康であるということが前提です」とラブ。「今後ケガをしたら100勝は難しい。でもここ数年タイガーとより親密に接してきて、決してなにごとも諦めない姿を見てきました。体調を維持しながらコンスタントに試合に出続ければ100勝の可能性は十分です」

 ジャック・ニクラスが最後にメジャーに勝ったのは46歳。だが彼は当時ツアーにフル参戦していたわけではない。「グレッグ(ノーマン)もそう。いつの間にか試合から遠ざかりフェードアウトした。タイガーは43歳ですが、試合をセーブしながらシーズンを通してフル参戦できている。そして今年はマスターズとZOZOで勝ったんですから」。実は、ラブ、タイガーが来日する前に話をしたそうで「日本での勝利は彼自身も予測していなかったようですが、彼は健康状態に自信があると話していました」。ひざの手術から2カ月しかたっていなかったが「不可能を可能にした」ことが100勝の根拠だという。

 ラブとタイガーは少なからぬ縁がある。96年にタイガーがプロデビューを飾ったその年、キャリア1勝目を挙げたのがラスベガス招待。そこで優勝を争ったのがラブだった。プレジデンツカップのキャプテンに就任してからは、ライダーカップの主将経験があるラブにタイガーは頻繁に相談を持ちかけており、ケガでブルックス・ケプカが出場できなくなったときの対策を「来日前にすでに考えていた」とラブは証言する。

 年末に44歳になるタイガー。果たしてラブのいう100勝の可能性はあるだろうか?

  
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