元世界ランク1位のジェイソン・デイが腰痛のため12日開幕のプレジデンツカップ出場を辞退した。
地元開催だったのに。無念のデイ
デイが持病の腰痛を悪化させたのは全豪オープン&アメリカ対インターナショナルのプレジデンツカップ(ロイヤルメルボルンGC)の豪州2連戦に備え、米カリフォルニアのパームスプリングスで調整を行っていた最中だった。「せっかくの凱旋のチャンス。楽しみにしていただけに断念しなければならず落胆しています。アーニー・エルスキャプテンをはじめチームの皆には最高のプレーを期待しています」という声明文を発表したデイ。
かつての世界ナンバー1は18年5月にウェルズファーゴ選手権で米ツアー12勝目を挙げて以来、優勝から遠ざかっており、現在の世界ランクは31位。
ポイントランクによるメンバー入りは逃したがキャプテンズピックで選出され、スター軍団相手に貴重なポイントゲッターとして期待されていただけにエルスもがっかり。「経験豊富な彼の不在はチームにとって大きな痛手」としながら「ほかにも優秀な選手はたくさんいる」とデイの代わりに韓国のアン・ビョンフンを選出した。
母国で行われたCJカップで6位タイ、ZOZOチャンピオンシップで8位タイとフォールシリーズで好調なビョンフンを「ステディなプレーが持ち味で才能溢れる選手の加入はチームにプラスの要素を与えてくれる」(エルス)と期待を寄せる。
そのビョンフンは「デイが棄権を余儀なくされたのはとても残念。早期の回復を祈ります」と思いやり「アーニー(エルス)から電話をもらいチームの一員に指名されて本当に驚きました」。
松山英樹擁するインターナショナルはホームであるオーストラリアでタイガー率いるスター軍団アメリカ打倒を目指す。目下8連敗中のチームのカップ奪還はなるのか?
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