「テレビで観るよ!」プレジデンツカップ外れたミケルソン
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/12/24号
2020/01/15更新

「テレビで観るよ!」
プレジデンツカップ外れたミケルソン

 プレジデンツカップが始まって以来12大会すべてに出場していたフィル・ミケルソンが今年初めてメンバーから外れた。

 11月3日に1363週間守ってきた世界ランクトップ50から陥落したあともプレジデンツカップの米チームキャプテン、タイガー・ウッズからの連絡を待ったがお呼びがかからず「自分はキャプテンズピックに値しない」と、自ら認めたミケルソン。

 2月のAT&Tペブルビーチプロアマでツアー44勝目を挙げた後は「苦しいシーズンだった」と振り返る。その裏には最愛の妻エイミーさんの健康問題があり、ゴルフに集中できる状況ではなかったのだという。それでも言い訳することなく「もっと良くなれるはず。フルシーズン戦うべく色々なことに取り組んでいる」と前を向くミケルソン。

 プレジデンツカップの出場は逃したが「以前から観るべきエキサイティングなイベントだと思っていました。興奮していますよ。テレビの前で応援します。米チームには是非また勝ってほしい」と、1ウォッチャーになると宣言。

 さらに「これが来年のライダーカップ出場に向けた新たな動機づけになった」。昨年フランスで行われた同大会を「自分の最後のチームイベントにしたくない」という思いを新たにした。「自分の将来については楽観視しています。肉体的にはこれまでの人生で最高の状態だしゴルフの状態も悪くない。集中力を高め精神力をつけるための努力もしている」と来年に向け意欲満々の天才レフティ。50歳になっても戦闘意欲は衰えていない。

 昨年の11月にはタイガーとの一騎打ちで話題になった「ザ・マッチ」に勝利し900万ドル(約10億円)を獲得した。24日付けのツイッターには「あれから1年。まだ自分の手元には899万ドルがある」と投稿。積み上げられた札束を前に親指を立てるポーズの写真を添えたのはイタズラ好きで知られるミケルソンらしいと評判だ。

  
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