名誉ではありません。米誌恒例ターキーアワード発表
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/12/24号
2020/01/15更新

名誉ではありません。
米誌恒例ターキーアワード発表

 英語の俗語でチキンは"臆病者"だが、ターキー(七面鳥)は"バカ者"のこと。米ゴルフ誌がこの時期毎年「ターキー賞」を発表するのだが、今年もターキーゴルファーがぞくぞくと……。

今年の大賞はこの方に……

 オ・ガルシア。昨年、サウジインターナショナルで怒りに任せ、再三グリーンを傷つけて失格処分になったのに懲り(?)、今年は怒りの矛先をバンカーに変更。サンドウェッジで怒りをぶつける始末。まもなく40歳を迎えるが、まだ感情コントロールがうまくできないというのが授賞理由のようだ。

 次はエディ・ペパレル。欧州ツアーのトルコ航空オープンで池ポチャ連発。ボールがなくなってしまい失格になった。しかも故意的だったことから処分を受ける羽目に。

 3番目は、全米アマの予選会に出場したトレイ・ビラーデロ。1ラウンド131オーバーの202を叩いたのだから驚き。こちらもペパレル同様、出足でつまずいたため嫌になり、わざと大叩きした“愚か者"。

 そのほか、ティーイングエリアで素振りをしていたらボールに当たってしまい、ティマーカーに跳ね返って10ヤードしか飛ばなかったザック・ジョンソン(インプレーでないので、打数はカウントされなかった)や全米女子オープンの優勝者予想を聞かれ、女子プロの名前もほとんど知らずにラジオ番組から降板させられたコーチのハンク・ヘイニー。地元の北アイルランド開催で期待された全英の初日1番ホールで8を叩いたローリー・マキロイ、全米オープンでキャディを罵倒した声がテレビに拾われたジョーダン・スピース、8フィート(約244センチ)のパットのラインを読むのに2分もかけた挙句に外したブライソン・デシャンボーなど、今年もターキーが大量に“捕獲"される結果と相成った。

  
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