タイガー・ウッズは昨年末30日に44歳の誕生日を迎えた。するとSNSに功績を讃える声が続々寄せられた。
ツイッター上には、ファンからのハッシュタグ♯Happy Birthday Tigerをつけたコメントが多々。そしてその多くが記録づくめだった19年のタイガーの活躍を讃えるものだった。
PGAツアーのツイッターでは19年を「レコードブックイヤー(記録更新の年)」と称し、タイガーのガッツポーズの写真を掲載している。
マスターズでの復活劇、ZOZOチャンピオンシップ初代チャンピオンとしてサム・スニードに並ぶツアー最多勝利記録(82勝)の達成。さらにプレジデンツカップではプレーイングキャプテンとしてチームを勝利に導くなど、まさに「レコードブックイヤー」と呼ぶに相応しい。しかし3年前を思うと「隔世の感がある」という声も。
腰痛でマスターズに出場できずチャンピオンズディナーにだけ顔を出したタイガーはジャック・ニクラスらテーブルについた面々を前に「自分のキャリアは終わったかもしれない」と打ち明けている。
スキャンダルにまみれて離婚を経験。鎮痛剤依存による警察沙汰などなど、一度はその評判は地に堕ちたもの。だがチャンピオンズディナーの直後に受けたフュージョン手術が成功し奇跡の復活を遂げた。
腰痛が癒えたあとはひざが悲鳴をあげた。マスターズ以降戦績が上がらなかったのはそのせい。「ラインを読むとき痛くて屈むことができなかった」と本人。が、それも最新の手術で乗り切りZOZOの勝利へと突き進む。
今年も昨年同様、いやそれ以上の活躍が期待されているが44歳以上でメジャーを獲っているのは過去8人だけ。とはいえこれまで不可能を可能にしてきたタイガーだけに、SNSに誕生日コメントを寄せたファンの多くが「ジャックの記録(メジャー18勝)を超えて!」と切望している。44歳の躍動を期待したい。
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