「声が良い」で選ばれたのは矢野東。JGTOのラジオスタート
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/1/28号
2020/02/03更新

「声が良い」で選ばれたのは矢野東。
JGTOのラジオスタート

 低迷するツアー人気回復のため、JGTO公認のラジオ番組がスタート。効果のほどは……。

 J-WAVEで毎週日曜(6時~9時)に放送中の生ワイド番組『MAKE MYDAY』のコーナー『FUNGOLF WITH JGTO』(6時55分~7時)がそれ。アドバイザーは矢野東。番宣風に言うと「プレーする楽しさと観戦する楽しさを伝え、たった5分ながらゴルフを知らない人にも“目から鱗"となる情報を届ける」というもの。

 矢野東は42歳。ツアー3勝の実績はもちろん、イケメンぶりで人気がある。しかし、もちろん完全にタレント転身というわけではなく、下部ツアーには出場予定。

 矢野の起用に関し「JGTOから候補を出してもらったのですが、矢野さんの声の良さ、話の上手さが選出の理由になりました」(J-WAVE編成部 稲富謙太氏)。そして番組名に「ファン」がつくとなると、あの『ゴルフFAN! プロジェクト』の一環と合点がいく。同プロジェクトはJGTOが女性ファン獲得のため、イケメンプロを動員した企画だが、年間4500万円以上の経費にテレビ解説者のタケ小山氏は小欄で「コストに比べ効果がなさすぎる。愚策だ」と断じた。これに対してJGTO上田昌孝専務理事が「(過去20年間の)無策より、愚策のほうがマシだ」との“迷言"を吐いたとして(日刊ゲンダイ9/26号)話題になった。

 今回、同コーナーの経費は「ほとんどかかっていない。矢野への交通費くらい」(JGTO広報)。

 ただ関係者によると「イケメンプロジェクトで大枚を手にした、上田氏と関連があるとされるイベント会社が後ろめたいのか、同番組に“ノー経費"で紹介したのでは……」という。

 今度こそ芯を食ったプロジェクトになるか。

  
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