忘年会や新年会で飲みすぎてしまったと反省している向きも少なくないはず。しかし、少量のアルコールならゴルフのスコアが良くなるというレポートが発表された。
シカゴ大学や米ゴルフダイジェスト誌の研究調査で、とくにHCの多いゴルファーには、少量の酒がゴルフのパフォーマンスをアップさせるという結果が出た。
シカゴ大学の教授によると、ゴルファーは1ラウンド中1万ものさまざまな考えが浮かび、それによってスウィングが萎縮してしまうという。そこでアルコールを摂取してみると、リラックスできストレスが軽減。実際、ウォッカをショットグラスで3杯飲むと、飛距離もショットの精度も上がり、なかには40ヤードも飛距離が伸びたプレーヤーがいたという結果だった。しかし、さらに3杯ウォッカを飲ませると、距離も方向性も悪くなったという。
同様の実験をゴルフダイジェスト誌が行った。3人の上級者、中級者、初級者のプレーヤーがビールを2杯、3~4杯、5~6杯、7~8杯飲んだ際のショットやパットを全く飲まないときのものと比較したものだ。
2杯飲むと、上級者、中級者のアプローチショットの精度は若干落ちたが、初級者のティショットは64ヤードも伸び、アプローチショットも30フィートもカップに近くなってる。
結論から言うと、上級者や中級者は、アルコールを飲んでも飲まなくても、さほど大きな違いはなく、ただ、飲みすぎるとティショットが左右に大きく乱れる。場数を踏んでいるゴルファーにとっては、酒の力でリラックスする必要がないのかもしれないが、初級者は軽く飲むぶんにはプラスに働くケースが多いということだろう。
もちろん、飲酒運転は厳禁なので、電車ゴルフや泊まりゴルフで運転のないときに"実験"してみる?
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