米LPGA”10年間最優秀選手„に選ばれたのは……
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/2/04号
2020/02/05更新

米LPGA
”10年間最優秀選手„に選ばれたのは……

 2010年~19年の10年間でもっとも活躍した女子選手「プレーヤー・オブ・ザ・ディケード」にパク・インビが選ばれた。

パク・インビに栄冠!

 優勝回数やメジャーでの活躍などを加味し、ツアーが独自に16人の候補を選出。各選手をマッチプレー方式で対決(投票)させ、勝ち残ったのがパク。最終的にブルック・ヘンダーソンとの決戦投票となり、53パーセントの得票を得たパクがこの方式での初代プレーヤー・オブ・ザ・ディケードとなった。

 1回戦でミッシェル・ウィを下したパクは2回戦でパク・ソンヒョンを一蹴。事実上の決勝と目された3回戦はリディア・コーとの対決で54パーセントの支持を得たパクが決勝に進出。一方ヘンダーソンはヤニ・ツェンに競り勝ち、決勝にコマを進めた。

 実績はパクがダントツ。この10年で18勝を挙げ、うちメジャー優勝が6回。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーや賞金女王の主要タイトルを複数回獲っており、16年にはLPGAツアーの殿堂入り資格を26歳の最年少で獲得。リオ五輪でも金メダルに輝いている。

 10年前にプレーヤー・オブ・ザ・ディケードがあれば間違いなくナンバー1に選ばれていたであろうアニカ・ソレンスタムは投票実施前「インビ(パク)で間違いない」と予想している。

 「10年間女子プロ界を牽引してきた。なによりメジャーでの活躍が光ります。ビッグイベントほど実力を発揮する姿は感動もの」(アニカ)

 ツアー82勝のミッキー・ライトは「インビとリディア(コー)の争い」と予想。「リディアが素晴らしいのは、これまで私が出会ったゴルファーのなかでもっともナチュラルで総合力が高いから」と高評価。88勝のキャシー・ウィットワースもコーを推していたが、ファンはパクのほうを支持した。1950年に発足したLPGAは今年70周年を迎える。次の10年は誰が抜け出すだろう。

  
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